認知症高齢者介護講習会が終了しました

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「認知症高齢者介護講習会」が終了しました。
3回目は認知症対応型デイサービスセンターについて、「医療法人和敬会デイサービスセンターみなみ」管理者の村上つとせさんにご説明いただきました。
その後、認知症のお母様を介護されている「老人介護者家族の会」の会員の方より、介護体験談をお聞きしました。
「デイサービスセンターみなみ」の利用者は65歳から100歳までの要介護者の人で、1日の利用者は約20人ということでした。
デイサービスセンターでの季節ごとの行事やお誕生日会の様子を、たくさんの写真で説明していただきました。
利用者様に気持ち良く過ごしてもらうために、利用者様に対し個別対応で頑張っておられることがよくわかりました。
また、以前は部屋から外へ出る扉に施錠していたそうですが、スタッフ全員で話し合いを重ねた結果、扉にカーテンをし、外へ出たい人の行動を妨げないことにしたそうです。安全に配慮しながらも、なるべく自由に、機嫌良く過ごせることを常に考えておられました。
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介護体験談では、アルツハイマー型認知症の義母(87歳)を介護中の65歳の女性からお話を聞きました。
15年ほど前から徐々に鍋を焦がす、家に帰れなくなる、料理の味付けがおかしくなるなどの症状が出始めました。
ショートステイも利用したのですが、ショートステイを利用すると逆に状態が不穏になることに気付き、義母の生活サイクルにも合っていなかったため、利用するのを止めました。
次に利用したのは小規模多機能型のデイサービスセンターでした。
義母が遅く起きても、利用する側の都合の良い時間に利用できるので、介護者と義母、双方の心身の負担が軽くなったのだそうです。
デイサービスセンターを利用するようになってからは、義母の行動障害が無くなったというので驚きました。その人に合う施設に出会えたことが大きいと思われますが、義母に穏やかな生活を送らせたいと思う気持ちと日ごろの観察力があったからこその結果だと感じました。
受講者からは、認知症の人に対し、『どうしたら不安を和らげてあげられるのか』を考えるようになったという感想をいただきました。
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4回目は総合福祉コーディネートセンター晴れ晴れのライフマネージャー戸田正己さんより「認知症の介護・身体介護~介護する人、受ける人 どちらにもやさしい介護」というテーマでご講演いただきました。
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「認知症になったら何もわからないから本人は楽だ。」
そうではなくて認知症になっても心の葛藤があることや、感情は最後まで残っていることを知りました。
何か特別なことをするのではなく、笑顔で包んであげること。
不安や怒りは行動障害を助長させてしまいます。
その人が穏やかに暮らせる環境を整えること、介護者の心の持ち方、接し方が介護のポイントだと思いました。

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